木曽駒ヶ岳 難易度:☆☆☆

千畳敷(10分)剣ヶ池(40分)乗越浄土(15分)中岳(30分)駒ヶ岳(30分)頂上小屋(15分)中岳(10分)乗越浄土(40分)千畳敷

 

ユースホステル近くの大沼湖畔からの木曽駒。逆光なのが残念。写真をとるなら早朝がいいかも。

千畳敷、剣ヶ池からの風景。もう2週間早ければ、コバイケイソウの群落が見れたのに

宝剣山荘付近のコマクサの群生地。20年でかなり増えたようだ

木曽駒頂上から槍穂高方面。天気がよく槍の先まで見える。

頂上から御岳。近いから良く見える。

ヨツバシオガマ。ちょっと終わり気味かな。千畳敷にて

チシマギキョウ。乗越浄土へののぼりで

コマウスユキソウ。馬の背にて

 

今年、最初で最後の夏山登山。先々週の3連休は梅雨明け前で中止。先週は落雷でロープウェイがとまって中止。そのため、今年の夏山はここだけになってしまいました。ちびは幼稚園の夏期保育があるため単独行。登山口までは安価な高速バスを利用することにしました。渋滞にはまることなくほぼ時間通りに到着。思ったより乗っている人がいてほぼ満席状態でした。駒ヶ根について路線バスに乗ろうとしたら4時の最終バスは出発した後。よく調べないといけませんね。しょうがないのでタクシーでユースホステルへ。1720円のタクシー料金は痛い。ユースホステルは中央、南の両アルプスを望む大沼湖の湖畔にあって荷物を置いて湖畔を歩きました。中央アルプス方面は逆光になってしまうので写真を撮ることはできませんでしたが、ベンチに座ってしばらく展望を楽しみました。

 

翌朝、2番バスで千畳敷へ。団体も来ていて、平日の早朝というのに結構混雑していました。おかげでロープウェイは720分の定期便に乗れず30分の臨時便に乗りました。千畳敷に到着すると快晴。さっそく南アルプスを望む展望台に向かいました。逆光だったのですが、いつまで景色が見られるかわからないので写真を撮りながら甲斐駒や北岳、富士山の展望を楽しみました。そのあと千畳敷カールへ。宝剣岳を中心としたカールを取り囲む荒々しい山々の展望と草原の風景はとてもすばらしい景色です。

 

準備体操をして出発。まずは剣ヶ池方面に向かって降りていきました。5分ほどで池のほとりに到着。残念ながらすでに池の水はほとんどなくなっており、コバイケイソウも終わっていました。池を後にして乗越浄土に向けて出発。カールの遊歩道内はゆるい登りです。花はほとんど終わっていてヨツバシオガマとミヤマキンバイが少々。ミヤマアキノキリンソウが見ごろでした。遊歩道から外れるときつい登りが始まります。ここからはゆっくり一歩一歩登っていきます。しばらく登るとチシマギキョウが登山道沿いに咲いているのが見えます。きついのぼりも30分ほどで終わり乗越浄土に到着。ここで大休止。中岳や宝剣岳の展望を楽しみます。

 

ここからは急坂もなく、楽しいハイキングが楽しめます。宝剣山荘横のコマクサを楽しみながら中岳を登っていきます。巻き道もあるのですが、危険とあるのでやめました。中岳まではきついのぼりもなく20分ほどで到着。ここからは御岳や北アルプス、南アルプスの展望が楽しめます。さて、目の前に見える駒ヶ岳に向けて出発。頂上小屋まで10分ほど下り、そこから20分ほど登ると到着。

 

頂上からは目の前に御岳、北アルプス南部、乗鞍や笠ヶ岳、穂高、槍そして遠く白馬まで八ヶ岳や南アルプス、富士山、浅間山などなどすばらしい展望です。展望を楽しみながら早めの昼食をとり十分展望を楽しみました。

 

下りは馬の背方面に。この道は花が多い道でチングルマの穂がたくさんあったので花期にはたくさんの花が楽しめるでしょう。人が少ないですが展望と花が楽しめる登山道です。頂上小屋と濃ヶ池の分岐にはコマウスユキソウが咲いていました。頂上小屋まで行きそこからは往路どおり中岳を越え乗越浄土まで行きました。時間があったので伊那前岳方面に歩いて駒ヶ岳9合目看板のところでカールを見下ろす展望を楽しみました。残念ながらガスが昇ってきていてあまり展望を楽しめなかったので下山開始。40分ほどでロープウェイ乗り場に到着しました。

 

下山後はこまくさの湯へ。500円と安価ですが、とてもきれいで露天風呂もあっていいお風呂でした。今度は秋、ファミリーで登ってみたいと思います。